英  語  学  習
単語の成り立ち

  鯛、鮫、鯖、鮪、鰹。これらの漢字は何と読むでしょう。いや読めなくともこれらの漢字が何に関係するかはわかるりますね。海、湖、池、河、泳ぐ、浴びる。これらはどうでしょう。
  魚偏があればその漢字は魚に関係しているし、さんずい偏があればその漢字は水に関係があるとすぐにピーンときます。これとよく似たことが英語にもいえるのです。

  たとえば、contradiction という単語をみてみましょう。この単語は3つの部分に分けることができます。そしてそれらの部分にはそれぞれ働きがあります。
    
contra  +  dict  +  ion
contra  「反対」「逆」の意味を表す接頭語 (prefix)
dict  「言う」という意味を表す語根 (root)
ion  名詞を作る働きをする接尾語 (suffix)
  すなわち、「反対のことを言うこと」=「反駁すること」「否定すること」「反対」「矛盾」という意味になります。

  もう一つ、predict はどうでしょう。

  pre は「前の」「先の」「前もって」という意味の接頭語です。dict は「言う」だから、「前もって言う」=「予言する」となります。それに ion を付け足すと、prediction となり、「予言」「予報」という名詞に変化します。

  次のような単語も dict (dic)から連想していけば覚えやすいと思います。
dictate  「(口で言ったことを)書き取らせる」「要求する」「命じる」
diction  「言葉遣い」「話し方」
dictionary  「辞書」
edict   「勅令」「布告」
indicate  「示す」「ほのめかす」「指摘する」
verdict  「(陪審の)評決」「答申」
  このような「単語の成り立ち」をもう少し別の角度から見てみましょう。
  まず日本語からです。

  非常階段・悲運・非公式。不親切・不平等・不器用。
  これらの「
」や「」は反対を表す接頭語といえます。
  社長・校長・委員長。可愛らしい・男らしい・わざとらしい。
  これらの「
」や「らしい」は接尾語といえます。

  漢字の偏(へん)や旁(つくり)によってその漢字の持つ意味が想像できます。また、単語の接頭語や接尾語によって、反対の意味の語句に変えたり、品詞を換えたりすることができるのです。

  上のような例は英語にも当てはまります。

    dislike/unlucky/incorrect/irregular
  これらの
dis/un/in/ir は反対の意味を表します。
   actor/player/artist/comedian
  これらの
or/er/ist/an は人を表します。

  新しい単語がでてきたとき、語根は、接頭語は、接尾語は、と調べてみましょう。むやみやたらに棒暗記するより効果的だと思います。
       

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