= シアトル =

  先日、仕事でアメリカのシアトルに行ってきた。シアトルまではバンクーバーから車で240kmほどある。バンクーバーからだとアメリカに入国する道は2箇所ある。リッチモンド市を通り抜けていく方法と、サーレー市を抜けていく方法だ。いつも空いているサーレー市を通って行くことにした。

  アメリカに入るには国境の移民局で申請しなければならない。
  ボーダー(国境)に着くと車が50台ほど並んで待っていた。この数は少ないほうだ。週末や夏休みなどは数百台の車が連なっている。
  なのに、なかなか進まない。審査のブースが2つしか開いていないではないか。平日だから数を減らしているんだろう。カナダでは何につけ待たされることが多い。人々はのんびりしているのだ。

  いよいよ自分たちの番がきた。パスポートを見せる。アメリカに何をしに行くのか聞かれる。どのくらい滞在するのかも尋ねられる。

  カナダ市民はパスポートを見せるだけで、すんなり通ることができる。日本のパスポートを見せる我々は、車から降りて別棟のオフィスに手続きのため行かなければならない。ここで必要書類に記入し、6ドル支払った。関所の通行税のようなものだ。書類の半券はパスポートにくっ付ける。これがあると向こう3ヶ月間は新たに通行税を払わなくてもいいのだ。
  さあ、アメリカに入国したぞ。後はシアトルまでまっしぐら!途中、山間で雨が降ってきた。運転に気をつけてどんどん走る。こっちの高速道路は本当に高速道路といえる。車は少ないし、何といっても時速120kmで走ることができるのだ。

  右手に海が見えてきた。もうすぐシアトルだ。高速道路も3車線になり、車の数も増えてきた。すると向こうに黄昏に映える高層ビル群が現れた。実にきれいな街だ。シアトルとバンクーバーは良く似ている。どちらも港町で、近くには山もある。気候も共に西岸海洋性だ。


  予約してあったホテルに到着。夕食をとるためにホテルのまわりを歩いた。これといった店がなかったので日本食レストランに入った。順番待ちのとき、日本の新聞があるのに気づいた。地元の日系新聞だ。どの新聞にもシアトル・マリナーズのことが大々的に載っていた。イチローや佐々木選手の写真入だ。やっぱりここはシアトルなんだなあと感じる。今年も活躍してもらいたいね。
シアトルのシンボル
Space Needle
  翌日、仕事を終えて、フードフェアで食事を取ることにした。フードフェアとは、日本の屋台村ではないが、いろんな国の料理がそれぞれ小さなスペースを取って売られている所だ。ディスプレイにあった料理があまりにも美味しそうだったので、注文した。タイ料理だった。食べてみると何ともいえない、まずい味。酢の物をピーナツバターで和えているような。。。朝ご飯抜きだったのに、とてもじゃないけれどフィニッシュできなかった。それだけじゃなく、この料理が安いほうで、USドルで5ドル85セントもした。バンクーバーでもフードフェアではこのようなものを 同じような値段で売っているけど、なにせUSドルはカナダドルの1.6倍だ。そうするとカナダドルで9ドル以上もする。これは高・す・ぎ・る!アメリカは物価が高ーい!留学するのもカナダのほうが絶対いいぞ!と思った。

  食べ物のまずさと物価の高さにショックを受け、バンクーバーに帰ることにした。タイトルがシアトルなのに、ほとんどシアトルのことが書けなくて申し訳ない。今回はじっくりと観光する時間がなかったので、次回行ったときにはもっと報告できるようにしまーす。
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