= 2010年 =
  8年先のことなど、なーんにも考えてない。ごもっとも。しかし、その8年先のために、今バンクーバーが頑張っている。もちろん一部の人々だが。。。

  さて、何のためにかというと、冬季オリンピックの開催地になろうと頑張っているのだ。

  その場所はWhistler (ウィスラー)。バンクーバーのダウンタウンから北に、車で2時間弱のところ。「Sea to Sky ハイウェー」を通っていく。とっころが、この道は狭いところがあるので、道路を整備しなおさなければならない。そのためには、13億ドル(約1000億円)の予算が必要らしい。しかし、一本道だと事故や崖崩れなどの原因で交通が不通になった場合困る。そこで他にもルートを作る話が出ている。ルートは5つある。
 

 それらのルートを地図の左から順に述べると、次のようになる。

1.SEA-TO-SKY HIGHWAY (シー・トゥ・スカイ・ハイウェイ)
  費用 $1.3 billion 
  現存する道路を全線片側2車線にアップグレードしようというもの。ところどころに追い越し専用車線があるが、ほとんどが片道1車線。崖が迫っていて狭いところも多い。
2.CAPILANO (キャピラノ) ルート
  費用 $2.3 billion   全長59km
  グラウス山の裏を通り、キャピラノ湖畔の横を北に通り抜ける。
3.SEYMOUR (シーモア) ルート
  費用 $3.85 billion   全長55km 
  シーモア川に沿って北に突き抜ける。

4.HYBRID (ハイブリッド) ルート
  費用 $3.9 billion
  途中までシーモア・ルートを通り、シーモア湖からトンネルを掘り、インディアン・アーム・ルートと同じ道を通ってスクワミッシュまで行く。


5.INDIAN ARM (インディアン・アーム) ルート
  費用 $3.9 billion   全長67km
  インディアン・アームの東側を通り、インディアン川に沿っていく。


  費用はこれだけではすまない。スクワミッシュからウィスラーまでの道路もアップグレードしなくてはならない。それにはさらに$318 million かかる。

  道路が良くなるのは結構だ。でも、莫大な費用がかかる。国や州の予算は大丈夫なのか?そのために他の大事な予算がカットされなければ良いが。。。

  オリンピックを開催すると、地元民がすべて得するのかというと、NOだ。旅行、ホテル、飲食、土産物などに関わっている人々は大歓迎だろう。何の関係もない住民は迷惑がる人もいる。オリンピックで、ホテル代、飲食代を含め、さまざまな商品が便乗値上げされるだろう。いったん値が上がったものを下げるのはむずかしい。まったく元のままに戻るのは無理だろう。

  オリンピックが終わってもわれわれはバンクーバーに住みつづける。

  うーん、もしオリンピックがウィスラーに決まったら、何か儲かる方法を考えようかなあ。。。



2010年 オリンピック候補地


(写真 The Vancouver Sun より)
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