= Hockey Fans =

 
  どこの国にも熱狂的なスポーツファンはいるものだ。

  贔屓チームの選手のジャージー
  色とりどりのカツラ
  裸の体にC・A・N・U・C・K・Sの文字
  白いタオルを振り回す
  声もかすれるほどの声援
  場内のミュージックに観客が踊る

     
「GO CANUCKS GO !」
スゴイ顔!
  1994年の春を思い出す。

  ちょうどカナダに移民してきたときのこと。テレビをつけるとカナックスのゲームを放映していた。場内には白いタオルをビュンビュン振り回し、かつてないほどの大声援が響いていた。なんと、カナックッスがコンファレンスのチャンピオンになり、東地区のチャンピオンであるNYレインジャーズとNHLの優勝争いをしていたのだ。ホッケープレーヤーの憧れのスタンレーカップ盃を手にするために。

10台に1台は旗をつけて走っている

  この年のカナックスのゲームは凄かった。コンファランスのチャンピオン争いはカルガリーのチームとだった。第7戦までもつれこみ、最後のゲームはオーバータイムでやっと勝利を得た。

  そして、スタンレーカップ争奪を目指した優勝決定戦も最終戦までいき、、最後はMark Messierの得点でレインジャーズが優勝した。(このMessierは後にカナックスのキャプテンとして数年間プレーした。今は、また、NY レインジャーズに戻ってプレーしている。)

  すばらしいゲームをし続けていたので、バンクーバーの町じゅうの多くの人がカナックスを応援していた。放映時間帯は近所の公園も人影が少なかったし、なにしろ公共バスの行き先を示すテロップに「GO CANUCKS GO」の文字が流れていたからね。勝ちゲームのあとは、そこら中の車のクラクションが鳴り響いていた。まさに、すばらしいプレーオフの試合。スタンレーカップを争う好ゲームの数々。

  こういう感動的なゲームがたくさんあれば、普段はホッケーを見ない人でもなくても応援したくなる。こうしてファンが増えていく。

  しかし、付け加えておくと、カナックスが負けてしまった日の夜、ダウンタウンでは暴動が起こったのだ。Robson Streetの店など、ショーウィンドウが割られ、中の品物が盗まれたりもした。数人の逮捕者も出た。

  こういった輩は本当のファンではない。サッカーのフーリガンも同じだ。

  あまりに贔屓のチームに肩入れしすぎると負けたときは悔しくて眠れなくなるから、皆さん、ほどほどにしましょう!



ファンとしてのアイデンティティーを示すための小道具
  

「GO CANUCKS GO !」

 
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