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一目瞭然、NHLが図抜けて多い。そこでオーナー側は年棒高騰を防ぐため、サラリーキャップ制を導入しようと提案したのだ。が、選手側が受け入れない。サラリーキャップとは年棒の上限を決めること。もし、年棒総額の上限を越えた場合、そのチームには「ぜいたく税」を支払うことになる。これは大リーグでは実際に行われているのだが、松井選手のいるヤンキ−スのように、ぜいたく税を支払ってでも良い選手を集める球団もあり、お金のあるチームにはサラリーキャップ制度の効き目はないようだ。現にあのランディー・ジョンソンもつい最近、トレードでヤンキ−スに移った。年棒は2年間で32ミリオンドル(約35億円)。使う使う、湯水のように。日本のどこかの球団とそっくり。野球界全体を考えればお金でスゴイ選手達を自分達のところにいっぱい掻き集めるのは良くないと思うのだが。。。ま、いいか。そんなことをしても優勝できていないのだから。。。
話をNHLに戻そう。
会計報告によると、1994年度の選手の平均サラリーは$572、000で、2004年度は$1、830、000。10年前は支出の57%だったのに、現在はその75%に当たる。選手のサラリーの伸び率がNHL全体の収入の伸び率よりも上回っていて、赤字の原因はそこにある、とオーナー側は主張。しかし、選手会側は計算の仕方がおかしい。アリーナ(ホッケーリンク場)の利益が含まれていないではないか、と反論している。
まるでがっぷり四つ相撲だ。選手会はこういう戦いが起きることを想定していて、すでに積み立ててきた軍資金が1億ドル(110億円)。オーナー側も負けじと、なんと3億ドル(330億円)もの資金を用意しているらしい。だから、今年中には決着がつくかどうかわからないとまでいわれている。もし、そうなれば多くのファンは離れていってしまうだろう。
あるTVスポーツニュース番組の最近の統計によると、半数の人がアイスホッケーのことに全く無関心で、あまり関心がない人も2割いるそうだ。だとすると7割の人がもうすでにアイスホッケーから遠ざかってしまったのかも知れない。結局ファンががっかりして応援しなくなり、それが自分達の首をしめることになるのに。。。
TVコマーシャルで流れてくる曲がカナダ人のアイスホッケーファンの願いを表している。
数人の男達が順々にその曲の各フレーズを、とても淋しそうに歌っているのだ。
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