=  カナダと野球  

  ここのところカナダの野球人気は下降している。

  カナダにはトロント・ブルージェイズとモントリオール・エクスポズという大リーグのチームがある。

  ブルージェイズは一時とても強かったが、ここ数年は良くない。今年も勝率5割をはるかに下回っている。

  エクスポズは、昨年のシーズン終了後、球団の身売り話が持ち上がった。開幕直後はほぼ満席になるほどの客が入ったが、試合を消化するにつれ減っていった。

  それでも、なんとか今年も開幕を迎えた。球団も必死になって頑張っているようだ。その証拠に、つい最近まで5割以上の勝率を維持していた。このままずるずると負けていって欲しくない。

  バンクーバーには一昨年までプロバスケットボールのグリズリーズが存在していた。経営が上手くいかず、アメリカのメンフィスに移ってしまった。理由の一つはカナダドルとUSドルの価値の違いにもある。USドルの価値はカナダドルのおよそ1.6倍だ。
  
  つい最近アメリカのシアトルに行ったときのこと。ランチにフードフェアで3品付きの食事を頼んだ。5ドル75セントだった。カナダでも同じ量のものが同じ5ドル75セントぐらいで買える。しかし、その食事をカナダドルに換算すると、なんと9ドル20セントもする。つまり、選手の年棒もカナダドルで支払うとなると巨額になってしまう。

  お金が払うことができなければ、良い選手を獲得できない。良い選手がいなければチームは弱い。チームが弱ければ、お客が入らない。お客が入らなければ、球団が儲からない。

  「風が吹かなければ、桶屋が儲からない」???


MAJOR LEAGUE CANADIANS
Larry
Walker
Matt
Stairs
Rheal
Cormier
Colorado Milwaukee Philadelphia
Paul
Quantrill
Ryan
Dempster
Corey
Koskie
Los Angeles Cincinnati Minnesota
Jeff
Zimmerman
Chris
Reitsma
Eric
Gagne
Texas Cincinnati Los Angeles
Aaron
Myette
Aaron
Guiel
Eric
Cyr
Texas Kansas City San Diego
  そんな環境のカナダの野球だが、それでも大リーグで活躍している選手がけっこういる。

  現在アメリカンリーグの首位打者はイチローだが、ナショナルリーグはコロラド・ロッキーズのラリー・ウォーカーだ。この選手はカナダ人だ。とてもよい打者で、もう何年も打撃トップ10に入っている。                

  バンクーバーにも明るい材料はある。

  今年のドラフトでバンクーバーから2人の選手が選ばれ、大リーグでプレイすることになった。

  一人はサーレー出身で、もう一人はノースデルタ出身。この両地区は毎年リトルリーグのときから強い。野球組織がしっかりしていて、練習もたくさんしている。

  Practice makes perfect !


  地元出身の選手が活躍すればムードが高まる。

  いつかバンクーバーにも大リーグのチームができればいいなあ。

 



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